平安響


曲目

目次
1.曲目
2.壱越調 酒胡子
3.越殿楽


曲目
雅楽の曲の由来やいわれを調べてみました。
その作られた時代が平安時代や、それ以前というとても古い音楽ですので
資料が残っていないものも多々あります。
(残っているものがある曲があることのほうがすごい気がします!)
 ここに載せていく曲順は演奏会で演奏したことがあるものからになっています。
 曲数が増えたら、調毎にまとめて行きたいと思います。
    

   雅楽曲一覧
      
◆壱越調 酒胡子(いちこつちょうしゅこうし)


酒胡子は、その字からも お酒に関係するものであることは推測できます。

中国唐時代の貴人が酒を飲むときに、この曲を奏したといわれています。

堀川天皇のころに双調から渡された(移調)ようです。


((起上り小坊師と酒胡子))

起き上がり小坊師、元民主党党首だった前原さんが 転がしたのに起き上がってくれなかったあれですね。

かわいい子供のおもちゃです。実はこの起上り小坊師、酒胡子と深い関係があるのだそうです。

唐の時代、(616〜906)、酒宴の席でお酒をすすめる道具として

「酒胡子」なるおもちゃがあったのだそうです。

コマのみたいなものだったようで、何か芸当を披露する人を決めるためのものでした。

くるくる回って倒れた方向にいた人がアタリ、というわけです。

そんな昔から ハンカチ落とし みたいなゲームが!?あったんですね。

その酒胡子が明の時代に入るころ、「不倒翁」と呼ばれる張子のおもちゃにかわってきました。

日本には室町時代に中国貿易から帰ってくる人たちのお土産として持ち込まれたようです。

そして日本人は 翁姿 だったおもちゃを かわいい姿に変えてしまいました。

こうしてかわいい起上り小坊師ができたそうです。

◆盤渉調・平調・黄鐘調 越殿楽(ばんしきちょう・ひょうじょう・おうしきちょう  えてんらく)


越殿楽は雅楽の中でももっともポピュラーな曲です。

ですが、雅楽の越殿楽は3曲あります。

もっとも有名な越殿楽は平調の越殿楽です。

そして、黄鐘調の越殿楽と、盤渉調の越殿楽です。

この3曲、実は同じ曲で、「渡しもの」といって

基本の曲を移調してできたものです。

洋楽の移調とは少し違うので全く違う曲になってしまうのです。

とても同じ曲とは思えない3曲。聴き比べてみるのもおもしろいですよ。

残念ながら雅楽では調の違う曲を同時に演奏することはまずありません。

琵琶や筝の絃の問題もあると思います。

いつか平安響の演奏会でできたらと思っています。


◆倍臚
林邑八楽(りんゆうはちがく)のひとつに数えられます。

林邑八楽は

林邑八楽は、天平8(736)年にインドの僧・婆羅門(ばらもん)僧正と林邑(ベトナム)の僧・仏哲(ぶってつ)が

四天王寺の楽人に伝えたといわれています。